ピンクボンゴ、、、 9

 

 

お店発行のドル札は ストリッパーの彼女達には 収入に なるようでした。

お店に 後で 現金化 してもらえる。

僕たちには オモチャのお金 でも 彼女達には

本当のドル札 なのです。

だから 必死になって お客達から 差し出される その ドル札を 美しい 乳房 いわゆる 

オッパイ とでも 言うのでしょうか、、、、、、

それで 挟んで 受けとるのです。

素晴らしい システム  、、、、、、

先人の知恵 と 努力 がそこには 有りました、、、、、、   笑

その様子を 観ているだけで もう充分でした。

僕たちは ジャズを演奏するために ココボンゴに 来ているのです。

それを 忘れてはいけません!

しかし 油断すると その事を 忘れてしまいそうになる程の 刺激が ココボンゴ には有りました、、、

仕事の開始は  夜 12時頃なのですが

何故か いつものように 9時頃大路さんから 呼び出しがかかるのです。

ミヤザキさん! 今 暇ですか?

良かったら 店に 来ませんか?

と嬉しそうに 電話が、、、、、、

ボクは 最初 この人は 危なそうだなぁ と思っていたのですが ココボンゴで演奏してからは

余りの 凄さに スッカリやられていましたし

何より 真面目に ジャズに取り組んでいる その姿に 惚れ込んでいました

でも 何故こんな早くに店に居るんだ?、、、

と思いながらも 

ハイ すぐに行きます

急いで 支度をしてお店に行くと 嬉しそうにして まだ 早いから お茶でも 飲みますか?

と言います。

ええっ! 何か 大切な 用事があるのじゃ無いのか?、、、、、、

と 思いながらも ボクも 大路さんの事をより良く 知りたいっ! と思っていたので 喜んで何時も行く 喫茶店に、、、、、、

そこで 色々 話しをしました、

本当に どんな 些細なことでも 話し合いました。 食べ物は 何が好き? とか 色は何色が好き?とか そんな事まで 話したように 思います。当然 ジャズプレイヤー、誰が好き?なんて話は 一番最初にしました。、、、、、、

後で わかったのですが 

当時 大路さんは スタジオの仕事が多くて

その終わりの時間が その頃で 家に帰って又

六本木に 出直すのが 面倒だった、、、

其れが 理由、 原因 、、、、、、、、、、、、

だったようです。

都会育ちの イイとこの ボンボン の一面 デスね。

素直で 好青年 でした!

続く、、、、、、

 

 

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