北海道阿寒郡阿寒町大字仁仁志別、、、38

、、、、、、畑仕事、、、、、、

ある日 おばあちゃんは 安子が耕した幅10メートル 長さ30メートルくらいの広さの畑を 指差して

信義 コレを おまえの畑にして 何でも好きな物を作りなさい

と言いました

それまでにも 家の周りには 沢山の種類の野菜が栽培されていました

全て 安子が作っていました

彼女は 農家の出身の人なので朝から晩まで 野良仕事 本当に良く働いていました

かぼちゃ とうもろこし じゃがいも(メークイン 男爵)   ほうれん草 大根 ごぼう 長ネギ きゅうり ナス トマト キャベツ 白菜 長芋 小豆 とら豆 そら豆 大豆 、、、、、、

コレらのものが 季節ごとに収穫されて食卓に上がりました

さて 僕は 何を作ろうかな、、、、、、

まず 畑を耕しました

所々 野草が 生えています

スコップで掘り起こして 根を剥き出しにして太陽に当てます

2〜3日 経ってから 太陽に当てられて 乾燥した根を 熊手のようなものでかき集めます

それから もう一度 スコップで 畑を耕し直します

簡単に言っていますが 幅10メートル 長さ30メートルの広さは 10歳の子供には

大変でした、、、、、、

イヤ でも おばあちゃんから言われた事は 必ずやらなくてはいけなかったのです 

何かと言うと おまえは 柘植家の長男です! と言われるのです

自分から 望んだ訳でも無いのに、、、、、、

今思うと 何故 抵抗と言うか 反発しなかったのか 不思議です、、、、、、

さて 畑仕事ですが

次に 畑に 肥料を撒きます、、、

あの頃は 肥料は 天然の物でした

天然って言うのは つまり、、、、、、

続く、、、