ピンクボンゴ、、、 25

二曲目の 真っ赤な太陽 のイントロ として

フルートで なにやら リンゴ追分 の変奏のようなものを 吹き始めました。

真っ赤な太陽 〜 美空ひばり 〜 リンゴ追分

このような 連想だと思われます

いつも 大路さんは 我々に対して 自分のする事に対して 説明は あまりしません、、、

故に 思われます、、、 なのです。

フルートの音も とても 良い音です!

気持ちよく 聴き入っていると 突然のように

自分の今置かれている 情景を 説明するかのように マイクで 話し始めるのです。

しかも その設定は 歌舞伎 のようです、、、、、、

良い 眺めよ のう!

次郎冠者!、、、、、、

えっ 次郎冠者って ダレ?、

と思っていると すかさず

そうよ のう!

太郎冠者!

と ゲタ夫さんが マイクで 話し始めるのです

こんな展開、  聞いてません!

ボクは 大路さんから 鳥笛 と 言われるものを ステージが始まる前に 持たされた だけです。

大路さんも大路さんなら ゲタ夫さんもさすが

ゲタ夫さんです、、、、、、

みんな アドリブ ですから、、、、、、

そうこうするうち 大路さんが言いました!

あー 鳥の声が聞こえて来るではないか、、、

そうか!ここで 鳥笛 を吹くんだな!と思っていると あちこちで カッコウ カッコウ とか

ホウ ホケキョ ホウ ホケキョ とか聞こえてきます。

ゲタ夫さんや ポンタさんが やはり 鳥笛 を吹いています。

ボクも 預けられた 鳥笛を 吹いてみました

すると ギャァ とも ガァーとも 言い難い

ものすごい 音がしました!

一瞬 ナンダ コレ !まずいんで ナイカイ

と思ったのですが ソコは ソレ!

面白いので 何回も何回も ギャァ ギャァ ギャァと吹きました。

大路さんが  ええい! うるさい!、、、、、、

それが 合図のように やっと 譜面の イントロ に入ったのでした、、、、、、

ピンクボンゴのレパートリーの殆どが 1回目は

そんな感じで 作られて行くのです。、、、、、、

そして ライブが終わって 打ち上げの時に

あそこの 小芝居は こうしよう ああしよう

と皆んなで 話し合って より良いものに なって行ったのです。

続く、、、、、、