師匠・高柳 昌行さんとの思い出 36

レッスンに通い始めてから 3,4年くらい経って 僕も バンド生活に慣れた頃

高柳さんに 言われた事で 忘れられない一言があります。

 

度肝を抜かれたと言うか、心底 驚き 感心しました。

 

「練習しろ練習しろ」 と言われて 時間割表も作って 真面目に生活しては いたのですが

時には 怠情に 流されたり 気持ちが緩んだりして レッスンの進み具合が

はかばかしくない時も ありました。

どちらかと言うと 僕は 優等生タイプでは ありませんから・・・・・・  

 

「先生、時間が無いんですよ・・・」 と 当然のように 言い訳をしました。

すると先生は

当たり前のように 静かに 言いました。

 

「ミヤザキ お前 寝てるんだろう?」

僕は 次に 言われるであろう セリフを 予測できなくて にっこり笑って

「はい、寝てます。」 と 答えました。

 

すると先生は こう 言ったのです。

 

「ミヤザキなあ・・・・・・寝るというのはなあ・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続く・・・・・・・・・・・・